2020年度の展望

新型コロナウイルスの影響


 2019年の年末から中国で発生した「新型コロナウイルス」が、その後猛威を振るい、3月に入って世界中に広まり、
世界中で80万人以上の感染者、日本においても(3月末現在)3千人近い感染者と60人以上の死者が出るなど、
甚大なる被害をもたらしたことが、未だ尾を引いており、終息の予測が立っていません。まさにパンデミック状態です。
我々には昨年初頭にインフルエンザの猛威に泣かされましたが、その経験を活かし適切に対応して、更に感染予防に努め、
絶対に感染者を出さないように努めたいと思います。
 さて今年の最大で最高のイベントといえば、何といってもTOKYO2020(東京オリンピック)でしたね!
新型コロナウイルスの影響で、開催の1年延期が決定しました。非常に残念でなりません。
振り返れば、前回の東京オリンピックは1964年でしたが、私は小学6年生、授業中にオリンピックをテレビで観戦したのを思い出します。
クラス全員で「日本頑張れ!」の応援をしたのかどうかは定かではありませんが、まだまだテレビが珍しい時代(多分白黒が主流)
だったので、真剣な眼差しがあったと思います。そんな時代の変遷を経て、日本は本当に急成長し、世界に冠たる存在になりましたね。
それは日本人の特性と言って良い「勤勉」、「まじめ」、「親切」、「やさしさ」、「努力家」、「妥協知らず」等々、挙げればキリがない
くらいの良い性質・資質を持ち合わせていると、私は思います。
今回の東京招致のプレゼンでも、多くの人々に記憶に残った「お・も・て・な・し」は、海外の人々にも好印象として映ったのではない
でしょうか。まさに日本人の特性を端的に表した表現として、心に残ったのだと思います。
今は令和の時代。東京オリンピックを契機に、そんな感性豊かな人たちによって、支えられ発展してきた日本社会のこれからを、次世代に
どう繋げていくかの世代交代があるのかな?と感じます。
 東京オリンピックには海外から多くの人たちが日本に押し寄せてきます。何回も来日している人も、初めて日本に来る人も含めて、
更に日本の良さをアピールするいい機会です。いい思い出としての日本を存分に満喫してほしいものですね。
1年延期になりましたが、日本でのオリンピックの開催は、多くの日本のアスリートたちにとって夢の舞台でのパフォーマンスを最大限に発揮
(住み慣れた日本)出来る環境です。不安や期待が交差する状況だと思いますが、皆で開催出来ることをの喜びを共有したいものです。
そして日本国民として「頑張れニッポン」の大合唱が日本国中に鳴り響く、そんな時代を少なからず満喫できるような思い出深いTOKYO2020
(名称は変わらないみたいです)を喜びあふれたオリンピックにしたいものですね。
 最後になりましたが千鳥会は、今年度新たに東浦にある「地域密着型特別養護老人ホーム ほほえみ」の向かいに「ちびっこランドちどり」
(認可型保育所)を開設し、この4月1日よりオープンの運びとなりました。地域の人たちのニーズに応えられるよう、精一杯成長していきたい
と思います。
 更には、新型コロナウイルスもそうですが、最近の大きな災害(台風・大雨・地震等)が発生したニュースを聞くたびに、災害時における
対策を講じる必要性を強く感じるようになりました。そのためには、大規模災害時におけるライフライン等の確保を、法人全体で考えて対応
できるシステムの構築を実施したいと考えています。
その内容は、最低3日間の水、エネルギー源(電気・ガス等)・食料並びに廃棄物処理システムの確保です。
千鳥会の目指す安心・安全を担保できるような、新たなシステム構築の一歩を踏み出したいと考えています。この1年をかけて必ず実施します。 今後も、より一層努力を惜しまず、多くの地域の福祉ニーズに応えられるよう精進してまいります。よろしくお願い申し上げます。



2020年4月1日
 社会福祉法人 千鳥会
  理事長 吉村 秀樹